2019年02月21日
お肌についてのお話し☆

お肌に限らず身体にとってサビといわれる老化や害をもたらす原因のひとつ「活性酸素」についてお話したいと思います。
呼吸によって取り入れられた酸素のうち2~3%は活性酸素というものに変換されます。
本来、活性酸素は体内に入った雑菌や異物を"殺菌・解毒"する働きをもっていますが"過剰"に発生した活性酸素はひどく悪さをしてしまいます。
・癌、心筋梗塞、動脈硬化、脳卒中、糖尿病
・お肌のシミ、シワ、たるみ、肌あれ、ニキビ
などの間接的な原因となり、それらのトラブルを誘発すると言われています。
対策として「抗酸化食品を摂る」ことや「適度な運動」などでケアするのが効果的と言われるのですが
「そもそも活性酸素が過剰に発生するケース」や「抗酸化食品の種類」を調べてみました。
【活性酸素が過剰発生する原因】
・紫外線を浴びる
・食品添加物
・化学薬品
・大気汚染
・水質汚染
・タバコなどの嗜好品
・ストレス
【抗酸化食品の種類】
・バナナ
・カボチャ、ニンジン、キャベツなど緑黄色野菜
・にんにく、生姜
・大豆や緑茶
・ベリー類
・アボカド
・アーモンド
抗酸化食品というのは「活性酸素の発生を抑える効果がある食物」ということになります。
つづいて「お肌のしくみ」についてお話したいと思います。
お肌には3つの大切な働きがあります。
① 保護作用
皮下のデリケートな組織・細胞を保護する役目をします。
② 排泄作用
汗・垢・脂を出すことで体内の老廃物を排泄します。
③ 吸収作用
皮膚は分子量1000以下の物は"善悪を問わず"吸収します。
-汗・垢・脂 は不要なのかな?-
そんなことはありません!案外知らないかもしれませんが、それら汗・垢・脂が皮膚の常在菌により
程よく混ざり合わされて天然クリームといわれる「皮脂膜」というものを作ります。
その皮脂膜は以下のような「すごく優秀なチカラ」を持っています。
① お肌の水分保持
② 紫外線をカットしてくれる
③ 雑菌からお肌を守る
ちなみに「保湿のため」に油分の多い乳液を常用した結果もともとの皮脂の分泌量が減少し、よけいにお肌が乾燥してしまうこともあるようです。
それと先ほど出ましたが「分子量1000以下の物は善悪問わず吸収する」とありましたが、分子量1000以下の有害なものの代表として以下のものがあります。
・鉱物油(石油など)=発癌性
・重金属 = アレルギー、炎症
・ホルモン剤 = ホルモン機能の低下
・タール系色素 = 発癌性
-まとめ-
コスメ選びの際は以下の2つを気にしたりして、いつまでも若々しいお肌でいましょう!
①皮膚にとって異物(有害)となるものの使用をなるべく避ける
②「汗・垢・脂」にも役割があったりするので、皮膚本来の機能を必要以上に阻害しないこと。
2019年02月07日
江戸っ子お風呂のお話し☆

二十代の前半は東京でアシスタントとして修行をしていました。
居候やルームシェアも経験しましたが、はじめての1人暮らしは"4畳半、風呂無しトイレ共用"でした。
※隣の部屋の声まで聞こえる壁の薄さ☆
お風呂が無いという事は美容師の仕事においてかなりの悩み所でしたが、下北沢駅前の24hコインシャワーと近所の銭湯(深夜1時閉店)を利用していました。
仕事が終わって練習をするとだいたい0:30頃になり、帰宅の際に自転車でダッシュしても銭湯の営業時間には間に合いませんでした。
ほとんどの日は3分200円のコインシャワーを朝浴びてから出勤し、休日はゆったりと銭湯を利用しました。
まるで映画テルマエロマエに出てくる様な銭湯で、番頭さんにお金を払ってのスタイル。
風呂上がりには扇風機の回る休憩所でコーヒー牛乳☆
1番驚いたのが、浴槽の湯の熱さ。
さすが江戸っ子!47度(熱湯?!)。
ウソみたいな話ですが、温度計がありましたのではっきりと確認してます。
2分も浸かれば"ここまで浸かっていたライン"でくっきりと真っ赤になります☆
真冬でも風呂上がりは外でTシャツ1枚でもしばらく汗ばむレベル。
もちろん湯船に浸かっている間は、1mmでも動くと熱さが増すので石像のようにただただジっとするのみ。
他人が入ってきた時の立てる波などは、お互い平静を装い涼しい顔で耐える暗黙のルールです。
テレビでも最近はそのような銭湯がだんだんと少なくなってきているという話を聞きます。
当時はなんでこんな生活しなくちゃならないの…とツライ時もありましたが、今では貴重な経験でそれはそれで楽しかったなと感じます。
たまにあの"熱湯風呂"が恋しくなります☆