2018年09月06日
20歳のロンドン旅行のお話し☆

きっかけは通信制の美容学校時代。
仲良しのクラスメート2人が教えてくれた「初めての海外旅行1人旅はロンドンがいいんじゃない?」というアドバイスでした。
もともと、外国の人達の暮らしや文化などに興味深々で"いつかは行きたい"と思っていたのと、同世代のクラスメートが2人とも海外体験豊富でキラキラしたお話しをたくさん聞かせてくれたので"遅れをとるまい!"と1人旅をする決断をしたのでした。
幸い、実家暮らしだったので毎月5万円をバシバシ貯金していきました。
しかし、通信制美容学校の夏季スクーリングで決意した"ロンドン"へのテンションも貯金がある程度たまる頃には、初めての海外への不安(特に言葉の壁)からか少しトーンダウン。。
行くぞ!という事だけは決めていたので、どうしようかあれこれ悩んだ結果"駅前留学"の英会話スクールに入校したのでした。
1年で消化するカリキュラムをギュッとつめて半年で通い、授業の前後には"3行日記"を英文で書き、次回授業の際にネイティブの先生にそれを伝える事を繰り返しました。
そして迎えた10日間のロンドン1人旅。
今では考えられないけど、小ぶりなデイパックに着替えなどをギュウギュウに詰めこんで成田を出発しました。
なんだかすごく大人になった気分で、異様にテンションが高かった記憶があります。
ガイドブックの地球の歩き方を手に、ポートベローの市場、ノッティングヒル、カムデンなどの観光地をひたすら歩きました。
宿は初日と最終日のみ予約手配をしていて、その他は飛び込みでB&Bやユースホステルなどの宿を探しました。
途中、夜に宿を探していて知り合ったフランスの人と安宿ゲストハウスに泊まった時は、ラジカセのボリュームをガンガンにかけたパーティをしているような中、1人壁ぎわの椅子に座り(しかも壁向き☆)すごく怯えました。
今にして思えば"そこまで特別な事をした"わけではなかったですが、見るもの嗅ぐものすべてが新鮮で身体中のアンテナ感度がビンビンでした。
地下鉄の雰囲気。
カフェで格好つけて飲んだお茶。
朝の公園でのローラーブレード。
仲良くなり一緒に散歩したインド人の彼。
ゲストハウスで優しくされ号泣したこと。
頑張ってなんとか乗り切ったトラブル。
ああ、こんな感じなのかと確認できたこと。
長いようであっという間の10日間☆
怖い思いもしましたが、無事に帰国できて本当に貴重な一歩でした。
動機は何であれ、はじめの一歩さえ踏み出す事が出来ると、いろいろとその後もチャレンジできたりするんだという経験ができました。
今はもう所帯もありフラッと1人旅に行けなくなりましたが、その後の27歳での"1カ月スペイン旅"でのボリューム感がいいあんばいでしたので、上手く折り合いがついています。
地図や路線図、時刻表を調べ、テレビのドキュメンタリーを観るだけで実際に行った気になりワクワクします。
将来は、妻と子供と一緒に再びスペインとポルトガルを訪ねたいと思います☆
Posted by まる at 08:30│Comments(0)
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